私は罰が当たったと思っています。
大人になって本当にそう思うようになりました。
何かと言いますと・・・・・
私の手のひらです。
よく手相なんかを皆で見たりすると、
「彩ちゃんの手すごいねーーー」と言われます。
それは、線・・・
線がほぼ全域にあって、あっちこっちクロスしていて
つるっとしているところがまるでないのです
指も同じく。
子供の頃は気が付かなかったのですが、
ともかくものすっごい手相です・・・・・
それはきっと母から聞いたあの話の罰が当たったのだと思います。
父母の初めての子供、私はとても可愛がられていました。
まだよちよち歩きの私でしたが、
とても調子に乗っていたのだと思います
近所のおばあちゃんが母に「抱っこさせて」と手を出したそうですが、
なんと私は・・・
「沢山×(バツ)があって怖い~」
と、母にしがみついたそうです
おばあちゃんの手のひらのしわが怖かったようです・・・
が、そんなことを口に出すなんて
おばあちゃんに申し訳なく、
なんてことを言ってしまったのだ・・・と後悔したのです。
まぁ・・・まだ赤ちゃんぽかったので
仕方ないって言えばそうなのですが、
自分で自分が悔しいのです。
そして大人になった時、
母の話を思い出し・・・
「あぁ、私の手のひらにはあの時の罰が当たったのだ」
と思うようになりました
今はまだハリがあるのでマシですが、
そのうちあのおばあちゃんと同じバツが沢山の手のひらになるのです